消化器内科

腹痛、おう吐、下痢、急性胃炎、慢性胃炎、逆流性食道炎、胃の痛み、胸の痛み、胸やけ、胃のもたれ、膨満感、食欲不振、など
さまざまな症状に対して検査・診断を行います。各種症状でお悩みの方は、当院へご来院ください。

 

胃腸疾患をはじめ、専門性を活かした診療を提供します。

当院では、患者さまのお悩みや訴えをお聞きした上で、親切、丁寧な診療を心がけております。また、胃、食道、腸などの消化管、およびそれに連なる肝臓、胆のう、すい臓などの診断と治療も行っています。
消化器に関係する病気は健康診断で問題視されたとしても、安易な理由で敬遠されやすい病気だといわれております。早期に治療を受けることによって痛みや不快感が軽減する場合がほとんどですので、必要以上の我慢をすることなくぜひ早めにご相談ください。
また、希望者には検査結果をプリントアウトしてお渡ししています。今後の健康管理にお役立て下さい。
日本人の食生活やライフスタイルの変化に伴い、大腸がんなどの病気が増えています。これらを早期発見・早期治療するためにも定期的に検査を受けましょう。

 

胃内視鏡検査

胃がん・食道がんなどの早期発見や逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など、胃だけでなく食道など含め、幅広い診断を行います。また胃がんは、へリコバクターピロリ感染の減少に伴い、頭打ちから減少傾向にあります。しかし、初期の段階では症状に現れないことが多く内視鏡検査を行って初めて発見されることがあります。当院では口から内視鏡を挿入する経口内視鏡と鼻から内視鏡を挿入する経鼻内視鏡を採用しております。どちらの方法にするかは、診察の上ご相談させていただいております。まずはお気軽にご相談ください。

●経口内視鏡のメリット・メリット
鼻腔の狭い方やアレルギー性鼻炎の方に適しております。デメリットとしては、舌の付け根付近を通るため嘔吐反射(オエッとなること)が強くなることがあります。また検査中は会話が出来ません。

●経鼻内視鏡のメリット・デメリット
内視鏡は細いものの画質は経口内視鏡と遜色なく、舌の付け根付近を通らないため嘔吐反射(オエッとなること)が少なく、検査中は医師との会話も可能で十分なコミュニケーションが取れます。注意点としましては、鼻腔が狭く内視鏡が通らない方や鼻に疾患のある方は受けられません。

大腸内視鏡

大腸がんも初期の段階では症状はないため内視鏡検査を行って初めて発見されることがあります。早期発見のためには大腸内視鏡検査は非常に有効です。
また、大腸がんの早期発見だけでなく、良性のうちにポリープを切除することで大腸がんを未然に防ぐことが出来ます。よって、大腸内視鏡検査中に小さなポリープが見つかり必要と判断した場合には、できるだけその場で切除しています。
大腸内視鏡検査を受けるにあたっては事前に腸内をキレイな状態にしていただく必要があり、事前準備として前日にもご自宅で下剤を飲んでいただいています。そのため、大腸内視鏡検査は予約検査とはいえ一度前もっての受診が必要となります。

 

●大腸がん検査、大腸ポリープの日帰り手術

心筋梗塞などの心疾患と脳出血・脳梗塞などの脳血管障害が減少傾向にあるのと対照的に、がんは増加傾向にあります。 大腸がんの原因として指摘されているのが、高たんぱく・高脂肪・低食物繊維の食生活の欧米化です。これが日本人の生活習慣の変化により、欧米に多い大腸がんの増加につながっていると考えられています。 大腸がんは、発生してから大きな腫瘍に進行するのに数年かかります。早期に発見すれば完全に治る可能性が高いのです。自覚症状がなくても定期的な検診を受けることにより大腸がんを早期に発見することが出来ます。特に男女とも40歳以降は発症リスクが飛躍的に高まります。ぜひとも定期的な検診をお勧めします。当院では、日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医による大腸内視鏡検査及びポリープの内視鏡切除術(日帰り)を行っています。以前は苦しいというイメージであった大腸内視鏡検査も、検査技術及び機器は日々進歩しており、楽に検査を受けていただけるようになっています。今まで検査にためらいや抵抗があった方もお気軽に御相談下さい。

 

内視鏡検査の受け方

●胃内視鏡検査の受け方
《検査前日》 夕食は午後9時までに済ませて、それ以後は何も食べないで下さい。
夕食には硬いものを避け、消化の良いものを食べてください。
水分は普通にとって下さって結構です。

《検査当日》 朝食は食べないで下さい。
湯呑み1杯ぐらいの水やお湯でしたら飲んでもかまいません。
なるべくゆったりした服装でお越し下さい。
検査終了後は、注射の影響が残るためすぐには自動車の運転が出来なくなる場合もあります。
さらに鎮静した場合、経過観察のためしばらく休憩してからお帰りいただいております。

 

●大腸内視鏡検査の受け方
《検査前日》 夕食は午後9時までに済ませて、それ以後は何も食べないで下さい。
繊維の多いもの、消化の悪いものは避けてください。
例: 海藻類(わかめ・昆布など)、きのこ類(しいたけ・えのき・しめじなど)、
繊維の多い野菜(ふき・ごぼう・にんじん・もやし・ピーマンなど)、
種のある果物(キウイ・すいか・イチゴなど)、乳製品(牛乳・ヨーグルトなど)、
その他(ゴマ・ピーナッツ・こんにゃくなど)
寝る前(午後9時ごろ)に適量の水(コップ半分~1杯)に、前もってお渡しする下剤を滴下して服用してください。

《検査当日》 朝から何も食べないで下さい。
検査の数時間前に洗腸液を飲んでいただきます。
数回トイレに行き、腸の掃除が出来れば検査開始です。
検査終了後は、注射の影響が残るためすぐには自動車の運転が出来なくなる場合もあります。
さらに鎮静した場合、経過観察のためしばらく休憩してからお帰りいただいております。
ご高齢の方は出来るだけ付き添いの方とお越しいただくようお願いします。

 

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